6月のエーテル

空っぽな純粋で あたしの世界を満たして。

2015-01-01から1年間の記事一覧

ポーションのかわりに苺を携えて。

一昨日、出勤前から具合がわるくて それでもなんとか仕事していたら遅番のパートさんが私の顔を見るなり「だいじょうぶ?…って、だいじょうぶそうじゃないけど」と一言。 正直、座っていても貧血みたいな状況で 血が足りなくてふらついてる感覚と目眩、 耳鳴り…

ユメから覚めて泣くこども、夢を忘れて泣くオトナ。

世界を突っぱねて生きてきたから、 きっと世界からも突っぱねられてしまったんだね。 受け入れなければ、受け入れてなどもらえない。 それは陳腐なまでも聞き飽きたことば。 受け入れないに至った苦しみはなかったことにするの?と幼きあたしが警笛を鳴らす…

戦える魂を。

『なまっちょろい子供なんか要らない。そんなのは厚化粧した女の腹にでも宿るがいいってね。 行きたくなきゃ、学校も行かなくていい。 もし行きたきゃ、竜退治にだって行くといい。 十三歳で妖精と結婚して、十五で母親になったっていい。 だから、戦える魂…

手を離したら飛んでいきそうな、そんな生き物はいまは必要ないの

羽目を外しすぎたツケか体調を崩して、牛蒡のお粥(出汁と味噌で味付け)を啜って過ごした1週間。 普通に仕事へは行ったし、休みの日は大掃除やら洗濯やらとやるべき事はこなしたけれど内包したモヤモヤがあって葛藤中。観たい映画だとか、やりたい事だとかを…

泣きたかったのは。

仕事でいろいろあって、かつてなく落ち込んで気持ちの収集がつかなくなっていたり…。なんだろうな。 泣きたいのに泣けない。吐き出したいけれど、いろんなものが邪魔をして友だちにも言えないや。 泣き方をわすれちゃったんだな、きっとわたし。

執着するほどには好きになれなくて。

仕事の帰り道、お気に入りのブローチを落としてしまって暗がりのなか探した。 携帯の灯りを頼りにしゃがみこんだ瞬間にふらついて、前日の深夜の電話による寝不足を思い出した。 30分ほどフラフラとさがして、お気に入りだったけれど見切りをつけて諦めるこ…

距離をおいた先にわたしはいないから。

思い出したのは、じぶんの感情の終着点にある残酷さだった。 溜まっていた感情のすべてを吐き出すのは、あまりにも幼い行動だとおもったから論点をひとつに絞って伝えたのだけれど無理だった。 具体的にいうと、伝えている途中ではぐらかされて逃げられた。 …

さよなら を 用意しておく臆病らいおんは、曇り空に顔を埋めた。

なにかを、ひとりでゆっくり考えたくって ちょうどいま相方さんとしばらく会えない状況になったから、自分のじかんができて それにあてている。 さびしいんだけれどホッとする。 じぶんの軸になっていることや、やりたかったことをね確認できる時間は大切で…

物語の波についてはいけないの。

前回の日記後半にかいた ごはんのひとと付き合うことになりました。 なんという急展開。じぶんの気持ちがまだ掴みきれていないけれど、 いまの関係はいいなっておもう。あとは、子犬くんとの記憶がはやく風化しますように。たぶんね、わたしと子犬くんは似す…

予感。

一昨日、告白されて保留している。 その人からのアプローチと、わたしの態度が あまりにも以前のわたしと子犬くんと被って しまって辛かった。その人は、なんだか束縛が強い人で わたしの行動範囲や友人すら決めてしまうタイプ だから、わたしには無理だなっ…

先日、 ストレスと過労で職場で立ち上がれなくなってしまって しかも、そのことを責められてかなしくなった。 そんな金曜日。迷惑かけたのは認めるし謝ったけれど、それじゃ足りないのはわかっている。 けれど、わたしにおんぶに抱っこだったあちらは なにも…

日曜にゆれるカーテン。

日曜日がにがて。 子犬くんと会うのが日曜日ばかりだったから、なんだか よく待ち合わせした近所のコンビニや公園へ近寄りたくない。あたらしい職場に移動して早くも4ヶ月が経過して、ポジション的にも世話係というか仲裁役になっていてストレスが蓄積されて…

『深夜2:00の顛末』

深夜、コインランドリーで膝を抱えていたくなるあの人への愛しいという気持ちだけが独り歩きする いい子と言って やさしいハグをしてわたしを此処に引き留めて まだ互いに好きが存在していた頃、 わたしはちゃんと中身が詰まった人間だった がらんどうの痛み…

忘れないよ。 だけど、さよならだ

今更ながら、Sally Scottの 春発売した『あじさい刺繍スカート』を買っておけばよかったと後悔。 ユーズドでネイビーのは見つけたけれど、わたしが欲しかったのは 淡い色のほうだったんだ。 あじさいスカートは買えなかったけど、 バードボーダージャカード …

夏の暑さにマシュマロウのよに溶けてしまわぬよう。

きのうは、仕事の帰りに 携帯をポチポチして ZOZOTOWNでTSUMORI CHISATOのお洋服を えいっ(ポチッ)とお買い物。(いまだにガラケーユーザー)あの家を出るときに持ってきた服たちでは心許なくて、買うならTSUMORIさんだなぁと決めていたのです。 いまから届く…

発動!恋愛 上書き機能!

きのうは、あんまりにも天気がいいので布団を干したらば上の階から水漏れ(たぶん室外機)があって 布団および枕がびしょ濡れに…。半日我慢して改善しないから管理会社へ電話。 んー、いつ直るのか。 今朝、 「どうなってるかな?」と外を見たら やっぱり水漏れ続行で微…

サイコロ的コミュニケーション能力

先日の飲み会は、なんだかぐだぐだな進行っぷりで結局男性陣ががんばってくれたという。場所決め下調べとか、みんなの参加日時の連絡関係はなんとかできるんだけどね。 場を盛り上げるスキルが、そのときのテンションによってバラつきありすぎて困る。サイコ…

梅雨の雨は改変された人格さえ洗い流す。

きょうは仕事が休みで、起きたら洗濯と お風呂掃除とトイレ掃除して、ごはん作って食べながら 部屋干しの洗濯物たちが乾くのだろうかと不安におもう…そんな1日。のんびりと借りてきたDVDを見ながら家計簿つけて、16時になった頃に お化粧と身支度をして電車…

あたしが『わたし』になるには、きみが知らない世界ぜんぶ必要で。

花屋さんで 鬼灯(ほおずき)が売っていて、そういえばもうそんな時期なのかと驚いた。20年前の あの頃、母親が病院にわたしを連れて行かなかったことが起因で死にかけて入院したのも鬼灯(ほおずき)の季節だった。病室に一度だけ見舞いに来た母親が、「いまから…

7月の淡いはじまり。

雨と蒸し暑さと行き帰りのバスや電車の冷房に体温が右往左往しているから、しまっておいたユニクロのカシミヤセーターを引っ張りだしてきて着ている。そんな7月のはじまり。 ☆☆☆☆☆ 部屋にテレビがないものだから、情報から取り残されてしまっている。 いまの…

きみに会いにゆきたいからと剥がした鱗は7月の天の川へ流した。

儚くきえるなら、せめてどこまでも聞こえるセイレーンの声をちょうだい。 6月はあんまりにも慌ただしかったから、7月は のんびり自分月間にしようと決めた。というか、 単純に飲み会行き過ぎだったとおもうの。 だから7月は温泉へ行って、買ったままの食器棚…

がらんどうの音を膝をかかえコインランドリーで聞いていた。

SEKAI NO OWARIの「深い森」を仕事の行き帰りにエンドレスで聞いている。ツギハギ姫に出てくるリクと杏が、わたしと子犬くんにすこしだけ似ていてせつなくなる。 実際は、わたしは杏みたく美しく儚いいきものでもないし子犬くんもサーファーなんかじゃない。 …

色鉛筆で描いた雲は鉛色に沈んできえた

6/26 22:172日前にようやくカーテンを取り付けて不思議なきもち。目隠しされて守られているような、テリトリーの主張みたいな。なんとなく買った柘榴のお酒を飲みながら、色鉛筆でカーテンの絵を手帳にかいた。描きながら夕方の職場での会話をおもいだす。 …

マルゴレッタ

空が完璧な夏の空になっていた 夏が近づくと、speenaの曲が聞きたくなる。 ぱちぱち と弾ける曹達水みたいな音楽たち。 エンドレスで聞くと三半規管が狂って、海のなかにいるような波とぼやけた視界に支配される いま、 寂しさから予定をうめているはやくサ…

そして日々が染まり始め、わたしは あたしの白を捨てる。

その日、偶然に電話を取ったことで、突発的に食事に行くこととなった。駅で待ち合わせて食事をして、車で送ってもらうという流れ。料理を頑張って取り分けようとしてくれたり、駐車場で車が見つからず探して歩き回ったり。 車が見つからないことへ何度も謝ら…

子犬くんと出逢うまでの顛末。

家を出る2週間くらい前から、毎日すこしずつ荷物を運び出していた。職場に向かう途中に駅ロッカーへ荷物を預けて、仕事帰りに一人暮らし先へ荷物を置きにいく日々。ほんとうに必要なものだけを運び出して、家を出る前日にダンボールをもらってきて 母親が出…

子犬くんとの顛末

職場を移動になって1週間が過ぎた。 すこしずつ仕事に慣れてきてはいるけれど、人との距離を縮めることが苦手なわたしは人間関係で苦戦している。 そして1人暮らしをはじめてから、あと数日で2ヶ月が経つ。 いまの家は、上司が保証会社の連絡先になってく…

さよなら 日だまり

「さよなら 日だまり」 愛しい ペチュニア いつだって きみがあたしを見つけてくれた あたしは ただ胸だけを高鳴らせて きみを待っていたきみが目の前にくる その瞬間まで 世界のすべてを 遠退かせて 名前をよばれた そのときに はじめて 皮膜を開き視覚が働…