6月のエーテル

空っぽな純粋で あたしの世界を満たして。

7月の淡いはじまり。

雨と蒸し暑さと行き帰りのバスや電車の冷房に体温が右往左往しているから、しまっておいたユニクロのカシミヤセーターを引っ張りだしてきて着ている。

そんな7月のはじまり。


☆☆☆☆☆


部屋にテレビがないものだから、情報から取り残されてしまっている。
いまの わたしの情報源は、もっぱら職場のパートさんや おじちゃんからで、お昼休憩中に聞きながらなんとなく世界と繋がっている状態。


テレビは好きだったけれど、必要と感じない情報にすら感化されてしまうから ないほうが いまのわたしにはいいのかもしれない。


☆☆☆☆☆☆


そういえば、KIYATAさんという作り手さんを最近知って検索したら作品のひとつである熊の置き時計に一目惚れした。


かなり細かく時間に縛られる職種であることから、私生活ではなるべく時計を身近に置かないようにしているのだけれど、あの置き時計はほしいなとおもう。



夏のボーナスもらえるのかな。
もらえるならKIYATAさんの作品がほしいなぁ。
もしくは、Nikonの35mmレンズがほしい。


いま、PENさん(E-PL5)をメインに戻すかNikon1 V2をこのまま使っていくかで悩んでいるんだ。
個人的に、現像した感じだとPENさんのほうが画質いいようにおもうんだよね。
でも、Nikonは もっとこう撮れたらいいなぁっておもえて試したい気持ちになるから揺れている。

いまのNikonに慣れてから、Nikonの上位機種に変換していくのもいいのかな…とも。


☆☆☆☆☆


わたしの7月は ほんのすこし淡い色彩で染まり、4.5月の方がむしろ原色に近かったから、頭のなかでの季節が逆転している。わたしのこれからは何色であるのか。


季節と逆転した薄手のセーターに身を包みながら雨粒を眺めた。